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東京都中央区の心療内科 東京メトロ日比谷線築地駅徒歩1分、有楽町線新富町駅徒歩3分
つきじ心のクリニック、院長の榊原です。
うつ病やうつ状態と聞いて、みなさんはどう思われますか?気持ちの弱い人がかかる病気、自分には関係ない、気の持ちようだと思われる方もいらっしゃるかもしれません、実はうつ病やうつ状態の患者さんは多くいらっしゃいます。お近くの内科に胃腸の調子が悪いからかかったついでに「ちょっと眠れないので睡眠導入剤をもらった」などという方もいらっしゃいます。それでも眠れない状態が続くので内科で心療内科にかかってみることをお勧めされて当院に受診されるかたもいらっしゃいます。そこで眠れなくなったきっかけや今現在のお仕事や生活の状況をうかがってみるとじつはうつ状態であることが判明し、不眠の原因が「うつ状態」であったため、うつ状態の治療を開始したということもあります。うつ病は最近かなり知られてきていますが、それでもまだまだ気づかれないことが多いのです。
うつ病の場合、薬を飲んで休息すれば治るタイプ、休養と生活習慣の改善で治るタイプ、職場環境を変えなくてはいけないケース、その人自身の性格やパーソナリティの問題など、人によって適する治療が異なります不眠が続いたり、朝早く目が覚めたり、朝から憂鬱な気分になったり・・・という方はうつ病・うつ状態のサインかもしれません。要注意です。今まで好きだったことや趣味に興味がなくなるのも、精神的に変調をきたしているひとつの目安です。過労や人間関係に悩んだときに、無理をして頑張ってしまう方は、たとえ転職しても同じように無理をしてしまい、うつ状態になりやすいものです。周りに迷惑をかけてしまうから休めない、自分は頑張れるからもう少し頑張ろう、というのはよくありません。このようなときは専門医にかかることをお勧めします。専門医の手助けを得ながら、自身がどんなストレスに対して弱いのか、等の自分の特性を自覚して、元の生活を送れるように対応方法を考えていきましょう。症状が良くなっても、いい状態を維持していく方法を一緒に見つけましょう。ながら、本人が自分の特性(どんなストレスに対して弱いのか、等)を自覚することも必要です。症状が良くなっても、いい状態をいかに維持するかを一緒に相談してみませんか。