つきじ心のクリニック

  • 〒104-0045
    東京都中央区築地2丁目8-10
    築地K&R2TODAビル 6階
    google map

つきじ心のクリニック

クリニックブログ

Blog

自律神経失調症とは?心と体のバランスのくずれに気づいていますか?

最近、なんだか体がだるい、疲れが取れない、頭痛やめまいが続く…そんな不調を感じているのに、病院で検査をしても「異常なし」と言われたことはありませんか?
もしかすると、それは「自律神経失調症」が関係しているかもしれません。

自律神経とは?

私たちの体には「自律神経」と呼ばれる神経のネットワークがあり、無意識のうちに呼吸や血圧、消化、体温調節などの働きをコントロールしています。
この自律神経には、「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」の2つがあり、ふだんは状況に応じてバランスよく働いています。

ところが、ストレスや生活リズムの乱れ、環境の変化などが続くと、このバランスが崩れてしまうことがあります。これが「自律神経失調症」です。

どんな症状が出るの?

自律神経失調症は、とても多彩な症状を引き起こします。たとえば:

  • 倦怠感(だるさ)

  • 動悸や息切れ

  • めまい、ふらつき

  • 頭痛、肩こり

  • 胃の不調や食欲不振

  • 不眠や浅い眠り

  • 不安感やイライラ

人によって症状が違い、心と体の両面に影響が出ることもあります。「気のせいかな?」と思って見過ごしてしまいがちですが、日常生活に支障が出ているなら、早めに相談することが大切です。

原因はストレスだけじゃない?

もちろんストレスは大きな要因のひとつですが、それ以外にも:

  • 睡眠不足

  • 運動不足

  • 不規則な生活

  • 更年期のホルモン変化

  • 気圧や天候の影響

など、さまざまなものが複雑に関係しています。

治療や対処法は?

自律神経失調症の治療は、「自分のペースを取り戻す」ことがポイントです。
まずは生活習慣の見直しから始めましょう。

  • 規則正しい生活リズムを心がける

  • 睡眠をしっかりとる

  • バランスのよい食事

  • 軽い運動やストレッチ

  • ストレスの発散(趣味、自然とのふれあいなど)

それでも症状がつらいときには、心療内科での相談をおすすめします。お薬やカウンセリングなど、その人に合った方法でサポートしていきます。

心と体はつながっています

「なんとなく調子が悪いけど、どこに相談していいかわからない」
そんなときこそ、心療内科がお力になれます。自律神経失調症は、がまんせず、向き合うことで少しずつ改善していくことができます。
ひとりで抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。

築地 心療内科 つきじ心のクリニック

カテゴリー