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東京都中央区の心療内科、メンタルクリニック 東京メトロ日比谷線築地駅徒歩1分、有楽町線新富町駅徒歩3分
つきじ心のクリニック 院長の榊原です。
現在、日本では成人の約2割に不眠あるいは睡眠の問題をかかえていると言われています。ご存じの通り、社会が高齢化し、生活の夜型化が進み、ストレスが増したことが主な不眠の原因としてあげられるでしょう。
睡眠不足は、日中の作業能力が低下するだけでなく、眠気による事故につながるリスクを高めます。さらに生活習慣病やうつ病などの疾患にかかりやすくなります。そういったことから、良い睡眠をとることは健康を維持するためには重要だと思います。
厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」というものを2014年に作成していますので、それをご紹介します。
「健康づくりのための睡眠指針2014」厚生労働省健康局作成
1 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2 適度な運動、しつかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3 良い睡眠は、生活習慣病予防につながる。
4 睡眠による休養感は、こころの健康に重要。
5 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6 良い睡眠のためには、環境づくりも重要。
7 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11 いつもと違う睡眠には、要注意。
12 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。
何か不眠でお困りの方、睡眠のことで疑問のある方、遠慮なく当クリニックまでご相談ください。