東京都中央区の心療内科、メンタルクリニック　東京メトロ日比谷線築地駅徒歩１分、有楽町線新富町駅徒歩３分

つきじ心のクリニック　院長の榊原です。

今日は眠れない時、どうするか？というお話です。

「さあ、寝よう」と思ってふとんに入っても、なかなか眠れず目が冴えてしまい、寝付けないとき。

あまりいい感じではありませんね。

「明日は早く起きなければいけないのに、寝坊したらどうしよう」

「明日は午前中から大事なお客さんと会わなきゃ行けないのに。眠れなかったらどうしよう」

などと考えていやな気持ちになってしまう人もいるかもしれません。

考えれば考えるほど気持ちがあせって眠れなくなってしまいます。

あきらめて起きてTVやスマホを見たり、気になっている仕事をしてしまったり、

そんなことをしてしまうと、寝る時間がさらに遅くなり、翌朝めを覚ますのがつらいですね。

実は、横になっていても案外睡眠に入っていることが多いです。

私も大学で研究をしていた頃には、何百人という人の寝ている時の脳波を見ていましたが、

「全然眠れませんでした」なんて言う人も、脳波を見ると浅い睡眠の脳波を示していたりすることが

多かったです。

皆さんご存じの通り、「頑張って眠る」ということは難しいのです。

なので、こういう場合、一晩はあきらめて「翌朝頑張って起きる」か、「寝ないで翌日の晩まで頑張る」

ことをおすすめしています。

それが現実的に無理です！という方は、薬（睡眠導入剤）を服用するか、自律訓練法などでリラックス

できるようにするか、でしょうか。

次回以降は、薬以外で眠れるようになる方法にはどんなものがあるのか、効き目はどうなのか、

ご紹介しましょう。

手っ取り早く薬で眠れるようになりたいという方、当院までご相談ください（笑）。