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中央区の心療内科、つきじ心のクリニックの院長の榊原です。
東京都中央区の史跡をこちらのブログでいくつか紹介していますが、本日は築地小劇場跡をご紹介いたします。
土方与志と小山内薫が関東大震災の翌年である1924年6月13日に開設した日本初の新劇の常設劇場です。この建物は、1945年3月10日の第二次世界大戦の際の東京大空襲で焼失してしまいました。この築地小劇場には付属の新劇団がありました。建物と同じ名前の築地小劇場です。小山内氏が他界したあとに新築地劇団、劇団築地小劇場に劇団は分裂しました。この劇団築地小劇場が現在の文学座に続いているそうです。元劇団四季の浅利慶太氏のお父様である浅利鶴雄が築地小劇場の設立に参画したそうです。
こちらの史跡は、東京メトロ日比谷線築地駅から徒歩3分、東京メトロ有楽町線新富町駅からだと徒歩5分のところにあります。
近くには歌舞伎座や新富座跡もあり、中央区のあたりは古くから文化振興の中心だったんですね。