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こんにちは。東京都中央区築地にあるつきじ心のクリニックです。
本日は、カウンセリングにしようかお薬の治療にしようか迷ってしまう、という方にむけてカウンセリングとお薬による治療の違いについてご紹介いたします。
薬剤による治療とカウンセリングの特徴は?
お薬による治療は、抱えている悩みを薬の効果によってあまり気にならなくしてうまく付き合っていけるようにしてくれます。一方、カウンセリングは、抱えている悩みについて、ご本人の受け取り方や考え方を変えていくことにより気にならなくしたり、そもそも気になっていたことについて悩まなくなるようにしていきます。
お薬による治療とカウンセリングを組み合わせた治療も可能です。
例えば、職場のストレスによる適応障害の診断がついたとします。それでも仕事は続けたい、職場の環境が整うまでに時間がかかる、といった場合に、お薬を服用して悩みに対応しながらカウンセリングを継続して、ご自身がストレスだと感じていることに対しての考え方や行動を変えていく、という方法です。
効果が出るまでの期間
お薬による治療の効果は、お薬の種類にもよりますが短期間で得られることが多いです。それに対して、カウンセリングはご自身の考え方や行動のクセを変えていくためのサポートをします。ご自身が主体となって考え方や行動を変える必要があるのですぐに効果を得られるものではありません。
通院の回数
疾患の種類によって、お薬の治療であってもカウンセリングであっても数回は通院していただくことが多いです。ただ、カウンセリングの場合は1回で効果を得られて通院が終了することはあまりありません。継続して通っていただく必要があります。3回、5回、10回と一番最初に臨床心理士と回数を決めていただくことも可能です。
以上のように、じっくりゆっくり自分と向き合いたい方は複数回面接を重ねたほうが変化を実感していけると思いますが、自分の中である程度整理がついている方や悩みがさほど重くない方などとりあえず一度相談したい方もご連絡ください。
どうぞお気軽にご相談ください。
03-5565-5560
つきじ心のクリニック